たまごかけご飯はシンプルに卵と醤油で食べるのが一番だと思う。けれどおいしい何かがあると、ついついその上に載せてしまいたい衝動に駆られるのは私だけだろうか?大したことではないのだけれど・・・。朝の忙しい時間にちょっと時間をかける贅沢?
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近所からお土産でもらった海鮮風フリカケや
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安売りのサケフレークに胡椒を振ったり
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少し贅沢に時間をかけて本枯節を削って載せたり
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お気に入りの岩ノリを載せてみたり
ちょっとだけ手間をかけてみるのは楽しい

2024年元旦
新年あけましておめでとうございます。昨年から今年の年越し料理は・・・下の娘の伊達巻、
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大変よくできました。大判はんぺん 1枚、卵4個、はちみつ 大匙1、砂糖大匙3、だし汁大匙3、みりん大匙1をミキサーでグルグル。四角いフライパンで蒸し焼きし、すのこで巻き上げればで出来上がり。
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まー・・・うまいこと。築地で売ってるそれよりおいしいと思ったのは親バカか・・・
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で、親父は何を作ったか・・・。時間がなくて明日の2日まで完成しない。29日に肉塊を買い、30日にソミュール液を作り、31日に肉を漬け込み、二日後の2日に低温調理でリブロースハムができる予定。
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ソミュール液は約1kgの豚リブロースに対し、1リットルの水に塩50g、砂糖10gお好みハーブを入れて煮沸
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液を冷まし、肉塊を約48時間漬け込む
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このあと低温調理しおいしいハムができる予定・・・

その後1月2日。ソミュール液に漬け込み48時間後、真空パックして低温調理開始。
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Anovaを使い、61度で2時間20分の低温調理
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本日の晩飯のおかずとなりました。

異常に長い夏がようやく終わりを告げて、一気に深い秋がやってきた、そして今年も戻り鰹の季節。脂がノリノリの新鮮な真っ赤かなカツオの身を藁で炙ってタタキで食す。
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皮目に沿ってたっぷりと脂肪を蓄えでっぷりとしたカツオ、この季節が一番濃くて薫り高くて美味しい。多めに粗塩を身にたたきつけ藁の強力な火力で一気に焼き上げる
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これはたまらん。藁の芳ばしい薫香にいぶされ、冷凍されスーパーに良く並ぶそれとは
次元の違う良い薫り、魚臭さなど微塵もない。
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これに合わせるのはミョウガ、大葉、万能ねぎ・・・もあるが、一番合うのはカリッと揚げたニンニクのチップ。
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このニンニクチップスと焼き上げたカツオとの相性は抜群。子供たちは塩味だけの鰹と揚げたニンニクだけでカツオにかぶりつく。あっと言う間にサラは空っぽ。
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ポン酢も醤油もいらない。大人はキュッと搾ったカボスでいただく。
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ここのところ、カツオは藁で炙り、揚げたニンニクチップスで食すのが我が家の定番。
もうスーパーの解凍カツオのタタキには戻れない。
とにかく美味い。美味い。

*藁焼きした後の鰹は決して冷水に浸してはならぬ。火が入り過ぎるのが嫌なら
焼く前に冷凍庫で10分~30分冷やせばよい。強めに火を入れてもマダマダ大丈夫。



出張だからといって大盤振る舞いできる時代はずいぶんと昔の話。ましてたった一人の地方巡業では居酒屋にも足は向かない。・・・しかし生来の食いしん坊は九州の美味しいに抗うことはとてもできなかった。
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大宰府にある「鮮魚 いの吉」の刺し盛、¥1300。さばの半身、鯛一冊、テングニシ。「飯屋 いの吉」で晩飯をと考えていたのだが、なんとその日は定休日(本当は居酒屋に行く気満々だったって事)。・・・とほほな気持ち。せっかくはるばるここまで足を延ばしたのに。しかし食いしん坊は諦めない。そうだ姉妹店の魚屋さんはやっているのではないか??・・・はたして夕方5時半ごろ行ってみると既に陳列ケースの魚は一尾もいなかった・・・恐る恐るお店のお兄様に刺し盛ができるかと尋ねれば・・・OKとの返事。予算とどんな魚が好みかを聞かれたので、さっと保冷棚に冊を見て取り、¥2000位で鯛と鯵・・・とお願いした・・・のだがお兄さんはそれは一人で食べきれないよとそっけない感じ。うーっむ、本当は「飯屋 いの吉」に行きたかったが休みを知らず・・・などとブツブツ言っていると「行ったことあるの?」とお兄さん、「ええ・・・」と私。するとお兄さんの態度が心なしか柔らかくなり・・・鯖の半身と貝はどうかと提案してくれた。「ああそれ良いですね」とすぐに乗っかった私、「関東じゃ絶対食えない美味しいサバだよ」とお兄さん。最初からおまかせで良かったのだ。お店には地元のおばあちゃんやおじいちゃんが夕餉の刺し盛を買いにやって来る。スーパーの様に切り身はおろか魚の冊さえ並んでいないのに皆あれこれ魚を頼むとお兄さんが「はいよー」と刺身を盛ってくれるようだ。ああこんな魚屋が近所にあったなら・・・いやきっと昔はどの町にもこんな魚屋があったはずなのだ・・・

そしてホテル、たった一人の豪華??夕食
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九州の甘い刺身醤油とおにぎりとビール、そしてシーフードカップ麺を追加購入。一人わびしくされど豪華??に酒盛り。この鯖の旨い事この上なし、これほど鮮度が高く脂が程よく乗ったサバは確かに初体験。しかし生きが良いサバはアニサキス・・・よく噛んで食す。さすがに半身は多すぎたと思っている間にぺろりとたべてしまった。タイは4,5切れ程に見えたのだが、鯖の下にびっちり半身が盛られていた。鯛を4切ほどカップ麺に投入、チープなシーフドもちょっぴり豪華な鯛スープヌードルにアップグレード。・・・これで¥1300はあり得ぬ安さ。
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九州の魚は何処に行っても美味しい。翌日の熊本の回転すし、低価格で美味しい地物の魚が食べられる。下の写真は何でしょう。マグロやサーモンは東京の方が旨いかもしれないが取れたての魚は圧倒的コストパフォーマンス。
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漁場から近いからか?何より魚のポテンシャルが違う、東京の魚の旨いと言われる魚屋でもこんな鮮度では絶対に出てこない。これだけ新鮮であるからこそ、食し方の幅が広がるのだなぁと一人感心。
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居酒屋で一杯も良いが、うまい魚屋を探しての一人わびしい部屋食も捨てたものでは無い・・・とおもったある日の出張晩飯であった。・・・これからは出張に醤油を持参しなければ・・・

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4月から初夏のころ、魚屋さんで目を引く魚、メジマグロ。アオリイカ釣りの餌を買う為に毎年お伺いする魚屋さんに並ぶ。昨年は道の駅の駐車場で捌いて食したが、今年は家に持ち帰って家族サービス。

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メジマグロのお刺身とタタキと中落・・・全部刺身だね結局
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見た目は縞シマのないカツオのようだけれども、この魚は大きくなれば本マグロ
超高級魚の子供、をタタキで食す
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ここのところ実家からもらった藁で焚いているので煤で真っ黒にならず芳ばしくいい塩梅。
さっぱりと美味しい初夏の味をごちそうさまでした。

あと10年待てばこんな高級品。これは大間のマグロの端っこ。豊洲の「うなぎ米花」さんで¥3800・・・高いけど安い。さすが大間、マグロの香りも脂もスーパーのミナミマグロとは段違い。脂身にいやらしさが無くさらっと食べられてしまう。まわりの大行列のお店とは一線を画した名店か・・・。
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ずっとアップしようとおもっていた2023年1月20、21の長崎旅行、20日はのんびり長崎市内観光をしたが、21日は朝8:00に長崎を出発、高速を飛ばし平戸へ、平戸の教会をめぐり、そのまま福岡まで走るレンタカー弾丸ツアー 予測時間は6時間超・・・でも、ちゃんと観光して福岡空港には17:00には到着
長崎道程
詳細ルートはこちら長崎‐平戸‐福岡 弾丸ルート

始まりは大浦天主堂の潜伏キリシタンに関する展示を見た家人「平戸に行ってみたいなぁ・・・」・・・まさかホントに行くとは思っていなかったのだが・・・。
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ランタン祭りの前夜、稲生山からの夜景も堪能し、長崎市内の主な見どころを徘徊し(まだまだたくさんありそうだが・・・)明日は一気に平戸へ 8:00ホテルを出発
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大村湾を望みさらば長崎市内・・・・
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平戸城には10:30に到着
しかし、寺院と教会の写真くらいしか情報を持ってない東国人にとっては右も左もわからず・・・オロオロ・・・頼りになるのは・・・
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そう、観光案内所。ここの職員の方はすこぶる親切で、すこぶる熱い郷土愛をもち、情熱的なプレゼをしてくれた。田平天主堂からカトリック宝亀教会、カトリック紐差教会、そして人津久海岸をめぐり平戸へ戻る完璧な観光ルート。さらには福岡空港までのより短時間で安価なルートを見ず知らずのジジィの為に懇切丁寧に教えてくれたのだった。もし、この方がおられなかったら今回の平戸観光は多少の感動はあったかもしれないが・・・私たち夫婦がここまで感動した旅にはならなかったのは確実だ・・・また行きたいなぁ

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田平天主堂は修復の為、内部に入ることは叶わなかったが、レンガ組、窓を彩るステンドグラス、外側から拝見しても素晴らしい教会だと感じられた。・・・ステンドグラスは是非教会内から拝見したいものだ・・・2023年には補修工事を終えるとの事。こちらの教会だけではなく他の教会も日常的に信者の方々が礼拝に訪れ使用されていることが信仰心の薄い私には新鮮で羨ましく思われた。やはり信教は必須なのだ・・・と思う。
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暖かでやわらかな雰囲気の宝亀教会、午前中の日曜礼拝の様子が感じられた。それは教会内に微かに残る石油を焚いたあとの残り香がつい先ほどまで人々がこの教会に参集し祈りを捧げていたことを物語っていた。日常にある信仰・・・
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紐差教会は荘厳で威厳を感じる
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この美しい浜に足跡を残す・・・・ことは出来ないIMG_7745
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昼食は漁協の食堂が最高。朝どれ、締めたての街中では絶対に食せない新鮮な魚介を頂くことができる。アオリイカを生け簀に入れているのには畏れ入った。
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ブログ更新が出来ていない・・・年のせいだか・・・億劫なのだ、写真整理をし文章の大筋までは思い描くのだが、そこから先が進まない。(それなりにネタはあるのだけれど)・・・でも短ければ何とかなる。
で、今年初めてのアオリイカ釣行は4月中旬、内房、いつもの護岸堤防に行ってきた。仕事を3時に切り上げて、勝山・久七商店で新鮮なアジを仕入れる。この魚屋さんの鯵は鮮度が違う、なんつっても鱗が付いてるアジ見たことあります?手に細かい鱗がついてくるのよねー・・・すごいでしょ。で、堤防で釣りを開始したのは17:06。
釣り人はエギ師が6人と、いつものアウェイ感は変わらず。今年は3月下旬から4月中旬まで風が強い日が続いたので釣りには来ていなかったのでようやくの初釣行、それほど期待はしていなかった。鯵3投目、50m位遠投し海底まで深く沈める、約5分待ってゆっくり大きくしゃくりを入れて、1分くらい休んで再びゆっくりしたしゃくり。イメージはエギングの超スローモーション。すると、自立的に動くことが絶対にないラインがほんの少し右側に引かれた感じがした・・・これ、来た感じ、しばらくじっと我慢していると竿先にほんの少しテンションがかかる。完全にアタリだ、5分間の待ち時間に入る・・・が、全くラインが引き出されない・・・なんで?アオリじゃない?・・・と思った5分後ドラグを緩めたスプールからジジジとラインが出ていく、ほんの数回転だけだがこれでアオリイカを確信しヤエン投入準備に入る。ヤエンはスルスルとラインを伝い獲物に向かっていく、イカに到達するまでただ待つ。グイーんと強烈に竿が弧を描く。頂きました。がっちりフッキング・・・嬉しい・・・楽しい・・・しかしギャフを準備して寄せに入ったのだが・・・あんれーイカが付いていない・・・完ぺきだったのに・・・その後、2アタリするがいずれも取り逃がし・・・餌のアジを見ると食われ方が貧弱、5分以上待っても頭が落ちていない・・・・これはアオリじゃない・・・かも・・・
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アオリイカ特有のアタリは全くないが、居食いに近い3度目のアタリ、今度はばらしたくないなぁ・・・じーっくり10分ほど待ちヤエン投入、ゆっくりと水面下に降りてゆく、しばらくたつと竿を引き込む強い引き、今度は強めに合わせを入れる。一気に重みがかかる。外さないように一定のテンションで竿を寝かせて寄せてくる。見えた・・・大きい・・・でもなんか変、短い?・・・しかもグルグル回転している、なるほど最初のアタリはこれでヤエンが外れたのかもしれない。これって・・・大きな紋甲イカ(コウイカ、スミイカ)

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紋甲イカはスミイカの中では大きい方だが、このイカ、胴長30cm以上、800gの大物すんげー・・・こんなに大きい紋甲イカはきっと高いぞー。(でも本当は小さなスミイカが高いらしい)
残念ながらアオリではなかったが釣れればなんでも嬉しい釣り人。気を良くして、アジを追加投入、もうすぐ18:30、辺りは夕闇。するとまた紋甲イカのアタリ、軽くテンションはかかるが強く引くことも無い・・だが5分待って様子を伺おうとした途端、竿に大きなテンションがかかりスプールが逆回転、すごい勢いでラインが出ていく。途中軽くポンピングされながらジジジジジィ・・・、これってウツボ?青物?それにしてはラインの出が派手で、地味。何だろう?いったんラインの出が止まったところで期待せずに回収に入る。途中ラインが海藻に根がかりした感覚があったので、もうあきらめて強引に引っ張る。ようやく根がかりを回避したところ、ラインへのテンションが無くなった・・・ああばらしたか・・と思った矢先、ラインが再度強烈に引き出されていく。やっぱり青物?か・・・5分待って聞を入れるとギュイーンとアオリいか独特の引き、半信半疑でヤエンを投入。しばらくすると強い引き込みで竿が大きく弧を描く。すばらしい。でもこれ何が釣れるんだろう、ウツボとかウミヘビはやだなぁ・・・寄ってきたそれは、まぎれもなくアオリイカ、しかも大きい。1.2Kg 
多分先にアジに食いついたのはスミイカで、のんびり食べていたところにアオリイカが出現、アジを横取りしたのではないだろうか・・・なんて考えると面白い・・・間違いないと思うがなぁ・・・どうだろう?
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アオリイカはアジに狂っていたのか?あれだけ乱暴な寄せでもアジを諦めなかった食い意地があだとなり捕まってしまった・・・のは哀れ・・・。
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こうして2023年初のアオリイカ釣りは・・・まぁまぁ。釣れるとホント嬉しいね。

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