本当は完全自作する予定だったのですが・・・
前回のガレージ物置製作が予行演習でした。しかし、クローゼット・ドアが問題でした。クローゼット折れ戸は4万円位します。さすがにドアの自作は大変そうだし・・・・と悩んでいたところ・・・・。
IKEAにタオルを買いに行きました。ついでにワードローブを見に行ったら・・・・あらまーPAXの引戸が超特価です。しかもフレームも特価です。なんと半額ではありませんか!!。ドアを買う値段でフレームまで手に入る計算。即、購入決定です。
しかーし、世の中そんなに甘くない、でかい、重い。我家の車では家族が乗った状態では運べません。やむなく、取り置きをお願いしようと思いましたが、IKEAではやっていません(文句はありません)。在庫はあと6セットとの事、明日でも大丈夫だろうとのお店の方の感に頼って、翌日購入することにしました。
購入当日
お父さん一人でさびしくIKEAへ。出発前、はたして我が家のプリウスに201cm×100cmの引戸が乗るのだろうか?とメジャーを当ててみますが、どーやっても入りそうにもありません。仕方ない、配送費を支払う覚悟をして出かけました。
ワードローブフレーム:100×58×201 引戸2枚:200×201をサッサと購入、HAKADAL引戸は商品受け渡しカウンターで。PAXフレームは自分で取りに行きました・・・・。
が、PAXフレームはとてつもなく重い。先着のご夫婦も50Kgのフレームに悪戦苦闘中でした。
ので、私が力を少し貸してあげました。で、自分はひとりでやっとこさ50Kg×2本を台車に乗せ車に向かいました。先ずはこれだけでも自分で持ち帰れば経費削減です。梱包寸法は209cm×59cm×9cm、後部をフラットにし、助手席を前に倒した状態で積み込めばなんとかなりそうです。予想通り、なんとか乗っかりました。
しかーし、倒した後部シートからバキっと嫌な音、合計100kgの重量が不自然な形で加わったせいか?・・・恐る恐る見るとリアシートフレームのプラスチックカバー外れています・・・・トホホ・・・。(翌日見たらただ外れただけで直ぐに元どうりになりました)。
次は問題のHAKADAL、商品カウンターに行くと思いの外コンパクトな荷姿。3個口ですが、これなら楽ちん、後部座席を倒した状態で余裕で入ります。(引戸フレームと戸板が分離していました。戸板は3枚に分割されています。展示品にも3本フレームが横に走ってましたね)。良かったー、配送料がかかりませんでした。それにしてもPAXフレームは重い。だてに10年保証ではないね。
組み立て
重ーいワードローブフレームのせいで玄関に運ぶのがやっとでした。そのまま次の休日まで置き去り。
梱包を玄関でほどいて子供部屋に運びました。開梱時はカッターは使わない方が良いです、段ボールが薄いので直ぐに部材に到達してしまいます。ここは男らしく、べリべりっとはぎ取るか、フレーム部材を持って思いっきり内側から段ボールを破ってしまうのがエクセレントです。
インストラクション通り
自分で運搬はインストラクションに無かったので、大変な苦労でしたが、組み立てはインストラクションに全て描かれているので、なーんの問題もありません。苦労より、感心することが頻りです。
釘打ちの便利小道具
これ、すごいです。私は初めて使いました。この黒いのを、ヘリに合わせ、釘穴に釘を通し、打ち込むとフレーム材の真ん中に釘打ちが出来ます。きっとこれが無いと、釘がフレームを破りあっちこっちに突き抜けてきてしまうでしょう。(約50本も釘打ちするです。)これなら素人でも家具が作れますわね。
壁に打ち付け
子供部屋ですし、地震も怖いし、見た目もあるので、しっかり、ペッタリ壁打ちすることにしました。
先ずは2個のフレームをぴったりくっつけ、インストラクションの指示通りに固定します。クランプは必要な工具です。この後、結合用の穴をドリルで開けますので必ずピッタリくっつけておくこと。
次に壁に平行になるよう、フローリングの幅木と同じ5mmと3mm厚の板材を壁に打ち付け。
水平を取ることは重要です。
これ以降はインストラクションどーり。素晴らしい、一人で5時間半で完成。
200cm×58cm×201cmのりっぱなクローゼットが出来ました。予算内(おそらく自作しても同じく位の見積です)。時間がかかっていないので、ガレージのドア付き棚よりコストがかかっていないことになりますね。
IKEAは素人でも簡単にピッチリと、丈夫に組みあがるのが素晴らしい。本当は無垢材があると良いけど、この精度は出せないでしょう。それこそプロの技。私にも家具が作れる(組立てただけだけど)故はこの重い集成材だからでしょうか。
引出しの組み立てはこちら
追加の情報
IKEAのマニュアルは大変良くできていますが、幾つか版があるようです。実部品と説明図が違っていました。(一個だけだけど)
私の場合、戸板の振動?ズレを抑える為の部品としてついてきたエラストマは、部品番号115957でした。しかし添付マニュアルは112559(P3記載)となっていました。使う場所、目的は一緒の部品ですが形状が違います。
ちょっと違ったマニュアル(私が買った製品添付)のマニュアル
Webで見つけた正しいマニュアル
この部品96個もあり、ぜーんぶくっ付いて納品されるので自分で切り分けなければなりません。手で千切れるのですが、そのあと戸板一枚あたり16個も挿していく作業もあるので、手が痛くなります。何人かで手分けしたほうが良いです。
それと戸板とフレームの間に入れるスポンジ部品番号112560(正しいマニュアルP9~P12使用)はピンセットを使わないと面倒です。指が入りません。
もうひとつ、PAXフレームを2個つなげるときは必ずクランプ(和名:ハタガネ)が必要です。
実際に必要だった工具
電動ドライバー
+ビットと5mm木工ドリルを装着
ドライバー(+大)
金づち(玄能)
プラスティックハンマー
クランプ(3個)
ピンセット
カッターナイフ
水平器