夕飯の準備をしていると・・・上の娘が叫んだ・・・大変大変・・・水が出てる・・・何を騒いでいるのか・・・我が娘・・・、おとーさん大変なんだってば・・・水・・水があふれてる・・・。外に出てみると何やらバシャバシャとすごい音。・・・・音のする方向に目を向けると・・・・うぁっ!!!・・・じぇじぇじぇ〜 っ・・・水がじゃぶじゃぶ隣の家に当たっている・・・で、水の発射元は、我が家の壁からではないか・・・凄い勢いで噴き出している・・・・えー、どーゆーこと?とりあえず現場に入ってみると、給湯器に向かう水道管がボッキリ折れている・・・なんじゃこりゃ・・・・とりあえず手で押さえてもどーにもならない。しばしずぶ濡れになりながらどーしたもんか考え・・元栓に走った。何とか水は止まったのだが・・・・。
ボッキリ、写真は栓をした後だが。ここからじゃやぶじゃぶバシャバシャ水が噴き出ていたのだ。
何でこんな事になったのか?娘に聞いても・・・突然出てきたんだよ・・・と言うだけ・・・しかし、その時父は気づいてしまった。彼女の上半身もずぶ濡れだったのだ・・・・何かやった?と聞いても白を切るので・・・何で濡れているのか問質し、水道管のところに行ったのだろと誘導すると、ようやく水道管に上ったら折れてしまったことを白状した。はぁ・・・・やっぱりね。以前も家の裏手に入りガスの元栓を閉めた前科もちの娘・・・またしても・・・それはそうと漏水を止めねば・・・。宅内給水管は引込に一カ所に弁があるのみ、宅内は並列に配管されており、漏水があると元栓を閉めなければ水は止まらない仕組み。・・・漏水個所を止めないとトイレも台所も・・・どこも水は使えない状態なのだ。で、応急処置、最初は焦ってしまい竹で栓をしてしまった(写真左)・・・・もちろん高い水圧の水道水のこと・・・じわじわと染み出し、止水できない。そこでワインのコルクを削って栓にした(写真右)。
コルクを挿しただけでは心配なので接着剤で止めることにした。ここで活躍がこの化学反応型接着剤。その名はロックタイト(Loctite)ドイツ製の頼れる接着剤。パテ状でなんでも穴埋めしくっ付けてくれる(ポリエチレン、ポリプロピレン、フッ素系等はくっつかない)・・・
ロックタイトを指でねばねば混ぜ合わせ、コルクとホースを囲むように貼付した。約15分で硬化(早い)。これで漏水は止まった。何とか給湯器以外の水は使えるようになった。
ところで、なんで娘は水道管に上ったのか?・・・それはこれ、翌日発見したのだが・・・・ここ2,3日続いた雨の為、外に置き去りになっていた宝箱を思い出したようだ・・・・家と家の間の空間が彼女の秘密の隠し場所だったのだ・・・。なんとなく解るのだが・・・親としてはね・・・。
なにはともあれ修理せねばならない。翌朝、水道局に電話して工事屋さんを紹介してもらった。クラシアンでもよかったが・・・・壁に穴をあけることは確実なのでなんとなく信頼できそうなく水道組合を選んだのだ。昼過ぎには水道屋さん到着。さっそく工事開始。無残にも電動ハンマーで穴開けされた我が家の壁・・・ディスク・グラインダーでは歯が立たなかったらしい・・・。東京都水道局の漏水修繕依頼先はこちらから
さすがプロ、あっという間に修復。・・・ここで気になることを教えてくれた。今回折れた水道管は耐震管だったらしく、パワーショベルでひっかけても折れないらしい・・・。でもなんで折れたのか?施工?・・・わからない。
ともあれ、水道管は無事修復され、壁もコンクリートで穴埋め。ここまで約2時間で終了。壁のペンキ塗りは自分ですることにした。
気になる修理料金は休日加算含んで¥35,000、決して安くは無いが即日修理で来たので納得の価格。安いのか?高いのか?は・・・何とも言えないが、仕方ない。内容的には自分でもできそう。次回(あっては困るが)は自分で対応してみよう。