一生懸命作ったからと言って美味しいものができるとは限らない・・・・。事の発端はカスベであった、カスベは煮込みや空揚げが美味い魚・・・しかも安価。・・・・そして今我が家には3LのPinotのBoxがある・・・で赤ワインに合わせたいと考えてしまった。
ヒイカは腸を抜いてサーモンとプロセスチーズを詰め込み、足でふたをして準備
カスベは一口大に切り分け、なんと塩麹で下味。
さて、この先いったい何を作るつもりなのか?・・・・カスベの空揚げが過り・・・なんとフリットにすることにしたのだった。天ぷら粉、黄身、メレンゲを準備
はたしてフリットは炭酸水だけでも良いような・・・・わからないが、天ぷら粉に少量の黄身(大匙1)を加え、普通の天ぷら粉より濃い目になる程度の炭酸水で溶いていく。最後にメレンゲを半量加えてサクッと混ぜ合わせてフリットの衣の準備完了。
カスベ、ヒイカ、それに四角く切ったサツマイモを衣に包んで180度の油で揚げていく。面白い、みんな繭のようにフワッと浮いたまま沈まない・・・・まさしく衣の中で蒸されて火が通るのか?
揚げあがり直後はフワッとした食感で面白い。しかし、時間がたつとデレッとしてしまった。・・・・具材の水分が上手く抜けず、衣に吸収された様子。炭酸水だけの時はこんなことはなかった。黄身がわるいのか?メレンゲか?。しかし卵がないとフワッとした繭の感じはでないだろうなぁ・・・
決してまずくはないのだが・・・・イメージとは違っていた。・・・・やはりカスベは空揚げのほうが美味そうだ。ワインに合うカスベ料理、次回は洋風に煮込んでみよう。