2017年12月

この料理、我家では月に一回はお出ましになる定番料理IMG_1155
なんのことはない、材料がない時のあまりもの料理。子供たちは食べないので大人限定。にんにく、鷹の爪を入れてピリッと仕上げる。具材はその日の冷蔵庫による。この日は今年の春に釣りあげたアオリイカをメインに、オリーブとズワイガニの缶詰。
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簡単だけど美味しくてワインにとても会う。アラビアータは具を入れないで単にトマトと鷹の爪だけでも良いが、色々入れるのも楽しくておいしいと思う。ツナ缶でも結構いける。

ところでトマトソースに砂糖を入れるかどうか真剣に論じる方が結構いる。主論はトマト缶を煮込んで甘みを出すべきというものだが、論調はアンチ砂糖のような気がする。私は素人なので積極的に砂糖を使う派、それに加えて酸味を出すためにレモンまでも使ってしまう・・・いずれも少量だが、ぐっと味の深みが広がる…と思うのだがなぁ

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ここのところ、魚料理がすくない。かといって何を作ってもそれなりに手間がかかる。何も考えずに美味しくできるのはアクアパッツア。煮込んでオリーブオイルをかけて乳化させればできあがり・・・と頭の中では簡単だが・・・何はともあれ材料が肝心。久々の角上で購入したのは煮込みの定番カサゴとこれから美味しいメバル(黄)
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その他の材料は、いつもはアサリだが、少しケチってムール貝、ミニトマト、マッシュルーム、ニンニク、ドライトマト、アンチョビそして我が家では絶対外さないサフラン、これが入ると一気に色見と香りが変わるのだ・・・よ、そしてたっぷりのオリーブオイル。
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先ずは丁寧に魚の下処理、鱗が入ってしまうと食べる気がうせてしまうので、完璧に落としきる
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特にエラ下や頭は忘れがちになるので念入りに・・・・ああエラを外すのも忘れてはいけない。
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後は焼いて煮るだけ、ニンニク、アンチョビ、ドライトマトをオリーブオイル大匙2で炒め、香りが出たところで魚を投入、ニンニクは焦げ安いのでここでいったん取り出すのも良い。
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片面1分半ほどで焼き色が付いたらひっくり返し(崩れそうならひっくり返さずとも良い)白ワインまたはお酒200cc、トマト、マッシュルーム、ムール貝、サフランを加え蓋をしてぐつぐつ煮込む
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5分ほどで火が入るので、最後にオリーブオイル約60ccを加えスープを乳化させる。フライパンが小さい場合は具材でいっぱいなので、乳化は魚や他の具材を取り出してからスープだけにしてからオリーブオイルを加えぐつぐつするほうが簡単。
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盛り付けは皿に盛るのが面倒と思ったのでT-falのフライパンで作りそのまま食卓へ・・・もうすこしカッコいいフライパンが良かったなぁ
アクアパッツァは誰が作ってもそこそこにできてしまう。乳化がうまくいくと美味しいのは間違いないが、多くのオリーブオイルを使うことには勇気がいるかも知れない(スープ2、オイル1)。が、ワインとパンで食べることを思えばオイルが多めが美味しく頂ける。
・・・それとカサゴは見た目は良いが、やはりタイとかスズキとかもうちょっと高級な柔らか身の魚のほうがおいしいと・・・私は思う。

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