白ハマグリ。ホンビノス貝、北米原産で最近東京湾でもたくさん取れるようになったらしい。京浜運河など湾奥の貧酸素水域でも生息可能で10cm位まで育つとのこと。ニュースで聞いたことはあったが、まさか西友に並ぶほどとは・・・。
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以前ニュースで聞いたときから気になっていたのだが・・・やっとお目にかかった。しかも激安、@g¥55。さらに本日は30%引き。通常はkg¥600~¥800で流通しているとのこと。本来はもっと白いはずだが、ずいぶん黒い、育った環境か?・・・運河の汚れか?
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ハマグリやアサリに近い味らしいが・・・ハマグリとアサリではまったく違う味だろーと突っ込みながら酒蒸しにした。ずいぶんと粘りがある感じ・・・。
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やや硬めの食感だが、大きな焼き蛤もこんなものか・・・。味は蛤の上品さには及ばないとが、アサリよりは癖がなく美味しいと思う。アメリカの東海岸ではクラムチャウダーはもちろん生食されるほど食べられている貝らしい。この値段でずっと流通するならアサリより断然、ホンビノス貝を選ぶ。大粒でしっかりした身なので食べ方も色々工夫できそうで楽しみな食材だと思う。
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翌日、別のスーパーで7cm位の固体(100g位かな?)が1個80円で売られていた・・・蛤に比べたら断然安いのだが・・・売れ行きはいまひとつな感じだった。知名度のせいか・・・売る気がないからか?もう少し食べ方のレクチャーなどして売ればいいのに・・・と思った。

ホンビノス貝は他の貝類が生息できない環境下でも生きていけるらしい・・・強いのねー。
参考資料
http://www.tokyokankyo.jp/kankyoken_contents/cmsup/pdf/dccf234c27e31442db1839bc4fa0a645.pdf
http://www.nies.go.jp/kanko/tokubetu/pdf/sr93.pdf