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子供たちがそれぞれの部屋に一人立ち。上の娘の部屋にはクローゼットがなかったのでイケアのブリムネス・ワードローブ3枚扉を組立設置した。はじめは組立パイプでよいかと思ったが、なんか???な感じは否めない。BRIMNESのワードローブは3枚扉鏡付きで¥19,900と魅力的。
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BRIMNESは3パケージで一竿。PAXや他の製品もそうだったが、IKEAの製品は値段が上がるほど重くなる・・・??。ってことは・・・・BRIMSは軽いのか??・・・いやいやさにあらず同じような集成材(パーティクルボード)を使っていてかなり重い。今回は上の写真の通り、それぞれ30Kg+30kg+26Kgで合計86Kg。とても一人で運ぶのは大変なのであった。ちなみにPAX HAKADALは同じく3パッケージで132Kg。
重い話ばかりしてしまってはイケない、IKEAの秘密はすべてこのパーティクルボードにあるのだ・・・・詳しくはhttp://ikeafukuokafan.com/ikeatowa/particleboard/を参照。・・・値段と重さは比例する。
・・・で言いたいことは何?私は自分の車のプリウス50で運んだが、・・・運べたが、重いので注意が必要ってこと。
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さてさて設置する場所はここ、130cm位、BRIMSはぴったりはまりこむ予定。さっそく組立開始。IMG_2256
IKEAの段ボールは薄い・・・製品とは真逆、なので開梱には注意が必要、1梱包目を私はカッターは使わず、ペーパナイフで縁を丁寧に引きはがして開けた。
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その結果、梱包材に1cm弱の緩衝用の段ボール壁があるのがわかったので2,3梱包目は
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べりべりと縁を切って開けた。IKEAの良いところは開梱してマニュアル通りにくみ上げれば素人でも簡単に家具が作れるところなのだ・・・。なのでこれ以降の作業写真は無し
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狭い部屋に取り出したパーティクルボードが散らばる。BRIMNESワードローブの大きさは幅117cm×高さ190cm×奥行50cmなので縦横幅+60cm位の組立場所があればマニュアル通りに組み立て可能。
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こんな丁番のような部品は始めは固定せず、ゆったり取付でOK、ただし横のボルトのようにくみ上げ精度、強度にかかわるところはしっかり装着。水平も大事よ、調整はできないが確認したほうがよい・・・と思う。
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マニュアル通りに作ればあっと言う間に組みあがる・・・とは言っても1時間半。
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一番面倒なのが、扉の調整、取付は簡単だが、上下、左右、観音開き扉の隙間調整など気になりだすと終わらなくなってしまう・・・なので適当なところで手打が必要。日本の家具のようには完成しないと考えたほうが無難。それでもIKEAの展示と同じレベルは誰でも到達可能なのだ・・・そこがIKEAの良いところ。
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そして最後に残った一番大切な工程・・・それは耐震対策、家具の固定。
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これはとーっても大事、100kg近い家具が倒れてきたことを考えたら対策しないのは自殺行為。ところで、ただ壁にネジ打ちして固定すれば良いわけではない。壁には下地板が張ってあり、それ以外の場所はスカスカの壁になっている・・・そんなところに固定しても意味がない。なのでネジを壁に打ち込むときは必ず下地板の張ってあるところに打たなければならない。そこで活躍するのが下地センサー、誘電率を利用した相対測定を行う機材なので、多少の慣れは必要かもしれないが、便利な必需品、ホームセンターでもamazonでも¥3000以下で購入可能。
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我家の部屋は巾木してあるので、壁と密着はあり得ない・・・なので巾木と同じ1cm厚の板を10cm×5cm位あてて、家具と一緒に壁に固定している。
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このとき使うのがこの木ねじ、IKEAで売ってるやつ。これは木ねじセットのFIXAに入っているので購入しておいたほうがよい。
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約3時間で完成。立派な家具と比較してはいけない。十分以上の硬性と使いやすさを両立した家具の完成。
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PAXと比較すると各ボードの厚み、硬性の違いがよくわかる。BRIMNESの側板は端をもって持ち上げると少したわむ。PAXではそんなことはなかった(・・・もっとも、重すぎて端っこもて持ち上げなどありえない??)
使った工具は以下の通り。IKEA好きならデラックスなFIXAセットは必須・

必要工具はこの通り