1年前に買ったまま冷凍庫で眠っていた合鴨のフィレをようやく調理した。
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フランス料理の定番の一つ鴨のロースト、しかし一般人に鴨はめったに買えない。せいぜい輸入物の冷凍合鴨のフィレがやっと。
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合鴨は業務スーパーみたいなところで買ってきた冷凍特価品、賞味期限は1月14日。
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どうしてこれまで食べなかったかと言えば、単に解凍がめんどくさかったから。冷蔵庫で1日半はかかる。

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常温に戻した合鴨の皮面に細かく包丁を入れる。・・・脂が落ちて均等に焦げ目が入るらしい。早速フライパンで焼いていく、皮面だけ4分。こんがりと良い感じ。大量の脂が出るが、捨てづに取っておくほうが良い。
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皮面を返し軽く火が通るくらいの感じで焼き色がついたら一旦合鴨を火から下ろして休める(4分)
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ゆっくり火を入れる為、休み時間も4分程度、その後140℃のオーブンで6分。最後にパリッと仕上げるために皮面を下にして1分程度焼いたらでき上がり・・・ちょっと焼き過ぎたかなぁ
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ここで入刀、バッサリと縦半分に切り分ける
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ああ・・・なんともったいない、休み時間が短すぎだったかなぁ。でもまぁこんなものか。ソースは赤ワインとハチミツを一緒に煮詰めてみたが・・・ハチミツより「エバラすき焼きのタレ」のほうが良く合っていたような感じがする

合鴨を焼いたときに出た脂で野菜を揚げて付け合わせにしてみた。ごぼうとか人参とか・・・ね
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有難く頂くことはどのようなことなのか、もったいないとは何がそうなのだろうか?食事を作りながらそんなことを思っていては毎日の食卓は続かない。スーパーの棚に背格好を揃え綺麗に整列した野菜、見栄え良くパックに収まった豚バラのスライスやら鳥のささ身。当たり前の風景はその裏で働く誰かのおかげさまでできている、普通の私たちがそのバックヤードに立ち入ることはない。先日調理した合鴨のロースト、最終に至るまでの工程はまさに殺生を実体験し、おかげさまを感じづにはいられない料理になった。決して思い描いた出来栄えではなかったが、おいしくありがたく頂いた。
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普通にスーパーで売られている丸鳥かと思いきや、これは合鴨の丸鳥。関東ならどこにでもある有名な肉の専門店で購入2㎏超 @g¥100しない。
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買い物の時のイメージはローストチキン、或いは北京ダックであったが、中華の華、北京ダックはそんなんに簡単ではない。分厚い鴨の脂肪を考えると丸鳥のままローストもなー・・・丸1日の解凍時間の後に、思いついたのは分解して其々頂くことだった。だがしかし、のっけから下の写真
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大きな水かきもついているし、いつものブロイラーの丸どりとはわけが違う・・・思わずひるんでしまった。インターネットで鳥の捌き方を見たがいとも簡単に処理?していく。見よう見まねで分解は始めたものの、素人が行うとなんとも手荒い仕事になってしまい写真など撮る余裕はなかった。
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モモの骨格から身をはぎ取り、何となく見たことのある形になってきた
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どーよ、ここまでくれば自分のフィールド、おいしく頂けそうな気がしてくる・・・・でもなんか違う、けして強烈なにおいではないが、手に残る血の匂いと言うか生臭さ、魚のそれもそうだが何とはなく殺生を感じる。誰かが毎日これを行って、そして・・・私は食べているのだと感じずにはいられない。
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それでも捌き終わった合鴨のヒレは私の食欲の範疇にいる。なんと罪深き生き物か・・・。
脂肪をたっぷりまとった合鴨のヒレ、皮面に包丁で細かく切れ込みを入れ皮面のみ強めの塩を振り、1時間ほど寝かした後、一旦塩を洗い流し、再度塩コショウを振りかけた。
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たっぷりのバターの中でゆっくりソテー・・・先ほどまでの感情はもう日常の中に埋没する。
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バターが少なかっただろうか?火が強すぎはしないか・・・煩悩だ。
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心は既に・・・パリパリの皮を目指しすぎたか?焼き上がりはウェルダン?もっと優しく焼くべきだったかなー?・・・と
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せめてもの贖罪は余すところなくすべてを頂くことだろう。骨の髄まで頂くことを決心する。IMG_9823

子供のころ、えびす講に飼っていた鶏がつぶされた。おやじ様の仕事だった。白い雪の上でそれの首を落とし血抜きし、お湯で羽をむしり丸どりにする。それをおふくろ様が迷いながらも楽しそうに調理する。見ている子供たちも興味津々で・・・あれは食べられる、それは食べたら毒だなどと訳も分からずに台所の作業を見ていた。ガラを炊いてとったスープにたくさんの野菜を入れ家族みんなで食したことを思い出した。貧しかったし、タンパク質はいつもごちそうだった。同年配に話してもいつの時代の話かと訝られるだろうが、そんな田舎に生まれ育った自分は・・・もしかしたら幸運だったのかもしれない。

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初雪で外は寒々の休日。家にこもって作る料理は鳥の水炊きサムゲタン風、なぜ・・・風か?それは作り方を知らないのですべてが自己流だから・・・ただただほろっとばらける鶏肉とおいしい鳥スープを食べたかった・・・。
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実調理時間は1時間半程度、それを午後から夕食の時間までいろいろなことをしながら片手間で作っていくのが楽しい。
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材料は鳥の手羽(手羽元と手羽先が一緒のもの)×6本、モモ肉1枚、米大匙1、ニンニク2片、しょうが2×3×3㎝位。白菜、ネギ適当に 味付けは塩小さじ1と1/2。
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ニンニクはつぶしてそのまま皮付き、しょうがもブロックで・・・米は何となく入れてみた。あ、ニンジン・・高麗ニンジンが欲しいところだが、そんな高価なものは手に入らない。あとで判ることだが、思いのほかニンニクが際立つ、ニンニクは溶けてしまうので大きな塊のまま、あとで取り出せるようにしておくがよい
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野菜の上に手羽を並べ、約1.2リットルの水を加え焚いていく。
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ネギはドーン。青いところ中心。・・・鍋は土鍋、圧力鍋でもつかえばアッという間にできてしまう・・・だろうが、それではつまらない。じっくりコトコト・・・。蓋は忘れずに。
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沸騰したら塩小さじ1と1/2を加え、弱火で30分位煮込み、一休み・・・後さらに30分弱火でコトコト・・・この休みの時間で肉がほろほろになっていく・・気がする。休む時間は気分しだい。
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ことこと終了後、しばらく置いて冷めたところで手羽を含め具材はいったん取り出す。野菜も取り出してスープだけにする。人数分の手羽(我が家では4本)を残し、手羽はばらして身だけをスープに戻す。味付けは塩のみで十分、けして鶏ガラスープの素など加えてはいけない。
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本当は生米から焚くのだろうが・・・冷えご飯を人数分投入し、好きな具を足して再加熱。ぐつぐつしたら手羽を戻し温める。
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いい感じで出来上がり。やはりサムゲタンではなく、鳥鍋雑炊な感じ。
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鳥モモ肉をカリッとローストし、一緒に盛り付ける。触感の違いが美味しいをそそる。パルメザンを加えればイタリアン、ザーサイとラー油を加えて中華風、柚子胡椒で和風・・・パクチー入れればタイ風・・・か・・・この料理食べる人の好みでアレンジ自在、国境を感じないインターナショナル・・・美味し・・だねー。

梅雨あけはまだ、それどころか梅雨入りもしていないが、夏に向かってこの料理は外せない。夏の定番ラタトゥイユ。
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この料理は本当に簡単で手間いらずで美味い。ざっくり切った野菜。パプリカ、茄子、トマト、玉ねぎ。ズッキーニも欲しいが今日は無し。あとはオリーブオイルと塩のみ。
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野菜ごとにオリーブオイルで炒め、それぞれ塩味をつける。オイルが多くなるので意外としっかりめの味付けが良い。パプリカと玉ねぎは一緒に3分ほど炒め煮込み用の鍋に移す。
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同じフライパンで茄子は多めのオリーブオイルで3分ほ、トマトは1分半くらい炒め。それぞれの材料を鍋に移す。フライパンに残った旨みを取るために、水100cc程度でフライパンを洗いその汁も鍋に入れる。あとは中火から弱火で時々混ぜながら30分ほど煮込めば出来上がり。
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野菜から出る水分を煮込んでいくとやさしくてあまーい野菜スープが出来上がる。この料理意外とオリーブオイルを使うので料理中にしっかりと塩味をつけておくほうが良い。冷製パスタでも肉や魚の付け合わせでも。バゲットに合わせればこれまた相性が良い。ワインがすすむ。

鳥肉といえばもっぱらもも肉だが・・・・健康には胸肉のほうが良いらしい、が、パサパサの食感が好きになれず。積極的には食べてこなかった。
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そこでオイル・コンフィで低温調理してしっとりとしたチキンフィレハムを目指した。まずは胸肉全体に塩をまぶし、ジプロックにオリーブオイル約150ccと一緒に入れ、60度~63度で90分調理。ここでハーブも良い。調理は炊飯器の保温弱。65度程度のお湯を注ぎ、肉の入ったジップロックを投入、蓋をするだけ・・・。ただし、放って置くと簡単に70度になってしまうので注意。約90分で出来上がり(胸肉は約300g)IMG_6961
1時間程度寝かせてから切り分ける。一晩置いたほうがしっとりする。
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今回のお湯の温度は60度~65度だった、平均60度くらいが良いだろうか・・・。
ソースは好みでマスタードでもトマトベースでも、そのまま食べてもそれなりの旨い。
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おっと・・・珍しい。スーパーにボンジリがあった。売っているのねー・・・こんなものまで。
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家で捌いて・・・気分は居酒屋・・・。旨いんだよねーIMG_5749
まずはお尻のポッチを挟んで横に逆ハの字に包丁を入れる。
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ひっくり返して手で(油壺)黄色いところをむしり取る
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このまま半分に切り分けて軟骨を取ってしまうとボンジリが小さくなってしまうので、身は半分にせず軟骨だけを切り出す。
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こうすると大きなボンジリが取れる。左から油壺、軟骨、ボンジリの食べるところ。後は焼いても煮てもお好みで美味しくいただける。
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軟骨は焼いても揚げてもOK。油壺は濃厚な味・・・・ちょとオシッコっぽいかも・・・体調がよければ焼いて食べて旨い。



キッチンでキャンプ気分・・・?って・・・ダッチオーブンで定番のローストチキン。
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キャンプに行けてないからと言うわけではないが、ダッチオーブンの料理・・・何のことはないスーパーで売っていた丸鳥を食べてみたかった。購入してから十数年?・・・前回蒸し鶏を作ってから早10年・・・うーん錆もせずきれいな状態・・・最後のシーズニング・・・手入れが良かったのか?・・・・・本当は今頃ブラックポットに成っていなければならないのに・・・情けない。
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丸鳥は大きすぎてもいけない。ちょうどこのダッチオーブンに入るサイズ・・・若鶏の丸鳥、何処の店でも¥1000位
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鳥のお腹にニンニクやマッシュルームを詰めて楊枝で口を塞ぐ。プレヒートしたダッチオーブンにオリーブオイル少々、セロリを台座にして丸鳥をセット・・・今日はセロリがなくて長ネギを適当に切って敷いてみたが・・・・これは良くなかったことが後で判明する。
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蓋をして中火で加熱、薄い湯気が出始めたら弱火にし、屋内なのだがキャンプと同じように天火・・・着火練炭が簡単便利、練炭は十分に火が回ってから天蓋に乗せる。下火は弱火、天蓋からの熱量のほうが多い。この状態で60分加熱(・・・実はこれでは長すぎ、45分位で十分、鳥の大きさにもよる)
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その後、一旦蓋を開け、ジャガイモ、ニンジンなど好きな野菜を入れて、再度蓋をして30分調理で出来上がり。意外と簡単。
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しかし・・・何もダッチオーブンなど使わずにオーブンを使えば良いような気もするが・・・・子供たちはキャンプの匂いがする・・・とか言って楽しんでいる。・・・暑い時期にやるものではないと実感した。・・・冬ならまだ良かったか・・・?。
ところで味付けはまったくしていないのでソースは別途準備が必要、塩だけでも良いが、ダッチオーブンの底に溜まったスープを使うのが良い、マスタードやしょうゆとあわせてさっぱり。・・・・しかし、今日は失敗?があった・・・それは底に敷いたネギ、ネギは糖分が多いせいか加熱すると直ぐに焦げてしまう、・・・で、今回は真っ黒にこげたネギがせっかくの鳥スープをマー油のようにしてしまった。・・・それはそれで大人味で香ばしくておいしいのだが・・・・やっぱりちょっと違う。・・・なので鳥を乗せる野菜はやはりセロリが良いと思う。
全体に加熱時間が長すぎてふっくら感がなかった、ダッチオーブンで蒸し鶏(天火なし)を作るとしっとり美味しく出来るのだが・・・。もう少し短い調理時間と無駄に蓋を開けないほうが良いようだ。・・・・・さて次回、ダッチオーブンを使うのはいつのことか・・・また10年後だろうか・・・しっかりシーズニングしてしまっておこう。

キッチンで炭や練炭を使うときは換気に十分な注意が必要・・・・もっとも、普通の人はやらないか・・・

鳥の手羽先の下ごしらえは色々あるけれど、この方法が簡単楽チン。まずは二本の骨の間の筋を切る
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ここが超大切なポイント、骨の周りについている筋をぐるりと切り分ける。太いほうも細いほうの骨の周りも包丁の先で1cm強位の深さまで切ればOK。・・・あとは簡単・・・・・細いほうだけ切るとチューリップ。
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手羽先の先っちょをグにょっと反対側に折り曲げる。折り曲げると骨のありかがわかるのでここに横方向に切れ目を入れる。
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ぐりとすると簡単に骨が現れる、まずは細い骨からまわしながら引っこ抜く。このとき肉が骨にくっついてこないようにしっかり押さえながら抜く。次に太いほうも同じようにぐりぐりまわしながら引き抜けば骨抜き手羽先。
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手羽先の先っちょを切り落として完了。
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骨抜き手羽先はそのまま焼いても詰め物してもおいしい。先っちょはスープの出し鳥にしたり甘辛く煮たりして食す。今回はチーズをはさんでこんがり焼いてみた。
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チキングリルはシンプルに塩だけでじっくり焼くだけ。
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春の野菜を炒めご馳走様・・・・ソースは鳥の濃厚スープ。グリルで焼くとたくさんの汁が出る、バターと少しの塩胡椒で美味しいソースに変身・・・美味い
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チキンはあら塩をふって、アルミホイルに乗せて両面ガスグリル弱火で10分焼くだけでこんがり、ぱりぱり。焦げないように注意。アルミホイルにおいしい焼汁があふれる。
フレッシュトマトソースと合わせてもまた美味しい。ミニトマト数個と少々の水と、塩、レモン、ほんの少し砂糖を加えると濃いトマトソースが出来上がる。
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酒粕を友人宅から頂いた。酒の香りがいい感じ。さてまずは味噌と合わせて鳥モモとサーモンを漬け込んでみた。
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酒粕大さじ3、味噌大さじ3、みりん大さじ2、砂糖小さじ1を混ぜてサーモン、鶏肉を漬け込んだ
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周りにべったり、どっぷり。
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鶏肉は味噌酒粕を全面にたっぷり塗ってラップに包んで冷蔵庫
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比較の為にピチット脱水もした。塩多め。
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一晩寝かせて翌日頂く。真ん中が鳥肉、サーモンは左が酒粕味噌漬け。左がピチット脱水。どっちも同じに見える?粕漬けのほうがすこーし濃い色。鳥の焦げはわざとつけた酒粕、焦がしたくなければつけない。(酒粕・味噌は水で洗い流し、キッチンペーパーで水けをきってから焼く)
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レバーも買ってきてしまった、レバニラ炒め。よせばいいのに、また摘み。ダイエットはどこにいってしまったのか?

鳥もも肉、当たり前だが店で売っている粕漬けな味。これは照り焼きより良いかも。
サーモンはレアで。粕漬け独特の甘さと香り、こんなサーモンもありだね、ピチット脱水はいつもの通りサーモンの味が凝縮。スモークサーモンがあれば3種類のレアなサーモンで面白そう。粕漬けはさらに一日漬け込んだがさらに酒粕・味噌が浸透し濃い味、3日目くらいまでが良いところか・・・。ピチット脱水は3日間おこなった、これはもうスモークサーモンの領域、燻製すれば美味しいと思いながら、かっぱえびせんと一緒に食べてしまった。
・・・・これ塩麹との味の差はどうだろう?気になる。


今夜は胸肉の天ぷらと鳥皮のぱりぱり焼きとニンジンのかき揚げ。手前の鳥かわ、これだけこんがり焼くのは手間がいる。外食ではなかなかお目にかかれない。・・・旨い。
胸肉は酒1、砂糖1、しょうゆ1の比のつけ汁に20分位浸し、その後つけ汁を捨て、小麦粉をまぶしてから天ぷら粉を付けて2分揚げればしっとり出来上がり。
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鳥皮をこんがり焼くコツは、弱火でじっくり、染み出た脂を取り除きながら焼くこと。我が家ではガスグリルにアルミホイルを敷いて焼いている。アルミホイルは途中何度か交換が必要、ほっとくと焦げるのよ。上下弱火で片面(内側から)4分、油を捨て裏返して(皮の表側)3分、また脂を取り、皮の表を上にして1分弱火加熱、そのまま2分おいて(火を落とす)、再度2分弱火加熱。再度脂を取って、そのままグリルの余熱におけば出来上がり。よーく脱脂して、パリパリを目指す。物により若干変わるが、色を見ながら焦げないように焼いていく・・・焦げそうになったら焼く時間を短くして寝かせる時間を長くして調整する。手間がかかる。なんのことはない超弱火が使えるコンロがあるとよいのだが・・・。忘れていたが味付けはそれぞれの面を焼く最初に少し強めに塩を振る。また脂は捨てずにまとめてとっておくと後で使える。

鳥の胸肉も、皮も値段控えめ。貧乏な時には美味しい一品になるよ。

スーパーの正月は魚も、肉も美味しいものは何も並んでいない。残り物・・・だらけ・・・??。これは言い過ぎか?そこで見つけたのは合鴨の皮とディスカウント合鴨肉。これで作るのはもちろん鴨葱鍋。
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本当は新橋の加賀屋あたりで美味しい鶏肉でも仕入れたいところだが・・・遠いし、財布も心もとない。スーパーの残りでも鴨は合鴨??。
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鴨といえばネギ。冬は立派な葱がお手頃。グリルで炙って準備。
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合鴨の皮の皮目を下にして鍋の中で焼いていく、脂がしこたま出る。カリカリのきつね色になるまで中弱火で焼いていく。・・・焦がしてはいけない。きつね色に焼けた皮は取り出し、細く切って準備。炙り出た脂は相当な量、ここに焼きネギ、エノキ、豆腐、ねぎの青いところ、水500ccを加え煮込んでいく。沸騰したら、春雨(好きなだけ)と無添加中華スープの素大さじ1を加えぐつぐつ煮込み白濁させる。最後に合鴨肉を加え火が通るまで軽く煮込む。ゆずの皮と焼いた鴨の皮を飾って完成。
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合鴨の脂が何とも・・・冬の一品。
残った汁も美味しい。葱の青いところともやしを入れて一煮立ち。これは・・・唸る美味さ鴨。
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更に残った鴨汁に片栗粉を加えゆったり餡にし、炙った鳥のささみと合わせれば、熱燗にぴったり。ビールと合わせるときはゆず胡椒多めで食せばいい感じ。
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本来、鴨汁を白濁させるなど邪道鴨知れないが・・・今回は脂身が多かったのであえて中華風のこってりスープを目指した。・・・脂が多すぎるので量は好みで調整したほうが良い、今回は大さじ2位捨てている。

ところで鳥のささ身をレアで食べるのは危険です。ちゃんと加熱して食べましょう・・・と言いながらやめられない。ならば、ちゃんとお刺身可能な物を買ってこねば・・・無い??・・・。

何もない。夜遅く一人酒・・こんな時のつまみは鶏ささみが一番。
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強火で周りを焼いて、お刺身感覚。ゆず胡椒はベストマッチ。
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ワインに合わせるなら、バジルソース。IMG_5176
もちろん、明太子や味噌でも、マヨでも、ケチャップでもOK。
高タンパク・低脂肪で体にもよいかも・・・・酒を飲んでは元も子もないか・・・




里芋の季節がやってきた。ほっこりと煮物、 と・魚屋で出会ってしまった本マグロのカマ焼きでビールが美味い。
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材料は里芋、鶏肉、人参、椎茸、こんにゃく、たけのこ、いんげん、焼き麩。こんにゃく、たけのこは一度茹でておく。鶏肉はグリルで焼き目を付けておく。焼き麩は一旦水に浸し、絞って置く。
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水500cc、酒100cc、昆布2枚と上の材料を鍋に入れ煮込んでいく。沸騰したらみりん100cc、砂糖大さじ2を加え10分ほど煮込む。醤油70ccを加え更に20分ほど煮込む、出汁の素1.5g位を投入(普通はだし汁で煮るのだが今回は手抜き)。ここで、焼き麩を入れ5分煮込む、最後にいんげんを加え5分。合計40分ほどで完成。煮汁は鍋の底に5mm位残っている感じ。
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今回は焼き麩を使ってみた。目指したのは精進料理の「見た目鶏肉」のイメージだったが・・・田舎ではうまい棒の5倍くらいの大きさの焼き麩を売っている、これだと芯の固い焼き目の部分が沢山あり、肉っぽくなるのだが、近所のスパーには上品な焼き麩しかなかった。残念。・・・・でも焼き麩は煮汁を吸い込んで美味しい・・・のだ。
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荻窪の魚屋で本マグロの解体実演販売をしていた。一柵1800とか・・・高いね・・・ボーっとみていると魚屋のオジサンに「ちょっとどいてください」・・・っと・・・おおお・・本マグロのカマを並べている、2本しかない(1匹分)美味そう・・・でも¥950、・・・うーん角上のは2本で¥580(但しメバチ)。・・・しばらく店内をブラついてもどると残り1本。あわてて買ってしまった。
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脂が乗っていて、美味しそう。荒塩をふってガスグリル弱火で25分。
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言うまでもなく、もうこれは絶品。すっごい量の脂がでるのだが・・・この脂もおいしい、酸化しないように取って置くと良いかも(今回はちょっとなめてみただけだが)。骨の髄まで奇麗に頂きました。やっぱり本マグロは美味いねー。
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ビールにあう豚肉料理。豚バラ巻き焼き と レバーとニンニクの芽のオイスター炒め。とくに茗荷の豚バラ巻きはさっぱり大人味でお薦め。
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これ、金スマの一人農業で永島敏之が紹介していたミョウガの美味しい食べ方。とーても簡単。ただ野菜を豚バラで巻いて焼いただけ。具はミョウガ、エノキ、エリンギ、アスパラ、ナガイモと大葉。軽く小麦粉をまぶしこんがり焼くだけ
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子供も喜んで食べるし、ビールによく合う。やはりミョウガが一番。エノキとアスパラも文句なし。他の野菜でも外れは無い美味しさ。困った時はこれ。ベーコンもよさそうだが、圧倒的にバラ肉が良い・・・と思う。

2品目は豚レバー(ハツ付き)のオイスターソース炒め。レバーと他の具材は別々に調理、最後にさっと合わせるのがコツ。ナスはザクッと切って油通ししておく。ニンニクとショウガをみじん切りし、鷹の爪と一緒に大さじ1の油でいためる。香りが出てきたら、玉ねぎ、ニンニクの芽を投入、火が通ったところでナスを加え、オイスターソース・大さじ1、酒・大さじ1、醤油・少々で少し濃いめに味付け。レバーは大きめに切り、ハツは血を洗い流し半分に切って、それぞれ塩をふりかけガスグリルで5分位焼く。最後に先ほどのオイスターソース味の野菜と混ぜ合わせれば完成。ナスとレバーそれに他の野菜を別々に下ごしらえしたほうが美味しくできあがる。
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また、ここに松の実やらナッツを加えればバランス良いスタミナ健康料理・・・になるかな。

一人農業と言えば・・・ダッシュのパクリかと思っていたが、番組の方向性が全く違うので比較してもしょうがない。はたまたNHKではMAXが似たような事をしている。・・・・農業の後継者不足は危機的状況だから、こんな番組が沢山あっても良いのかもしれない。・・・自分も農家の倅だが、あれは大変だ・・・。



体調が良くない。お腹も変だし、だるい。こんな時は胃にやさしいあっさりスープが良い。IMG_3462
肉団子を作る(やわらかつみれ)
鳥ももひき肉150gに酒50cc、水80cc、片栗粉小さじ2、ショウガスライス3枚みじん切り、ネギ10cmみじん切り、エノキダケ5gみじん切り(又はシイタケ1個)、オイスターソース、小さじ1/2、塩、胡椒少々をグリグリ混ぜる。かなり緩めな感じでOK、
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ベースのスープを作る
玉ねぎ小一個、ニンニク1片スライス、昆布1枚、ナス一個、加賀キュウリ(普通は冬瓜)を適当な大きさに切り、水から炊いていく、沸騰したら、火を弱め肉団子をスプーンで投入していく。長ネギ(焼きが良い)も追加
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中華スープの素(化学調味料なし)を大さじ1、塩、胡椒で味を調え、最後に春雨30g、えのき、エリンギのスライスを適量加え4分煮込めば出来上がり。味は薄めにした方が良い。化学調味料は使わない方が良い。
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やさしい味の中華風つみれスープの出来上がり。

要点は
ふわっとした柔らかいつみれ(肉団子)、緩めのあん作り。
冬瓜(加賀キュウリ等)スープがしみこみやすい素材をつかう。
薄味でしょうが、にんにく、キノコの香りが判る位の味付けが良い。

加賀キュウリ、頂き物で、生でも漬けものでも良いそうだ、今回は冬瓜の代わりだった。冬瓜より滑らかでツルンとした食感でフルーティな香りが不思議な感じ。


気分は焼き鳥屋、スーパーで買ってきた、もも、ささみ、レバー(ハツ付き)、砂肝で自宅焼き鳥・・・どーだこれ。
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この他にレバーとハツ、野菜串焼きも作った。焼きあがりは下
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うーん、下手な居酒屋の焼き鳥など目では無い・・・・言い過ぎ・・・??

さっぱりミニトマトとドライトマトのバジルサラダ。ドライトマトの甘さがレモンドレッシングとマッチする。
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先輩が赤羽の誂に行くと言う。うらやましい、最近は全然いけてない。あそこの焼き鳥は美味い。きも(白レバー)、すきみ、つくね、ぼんじり、はつ・・・何を取っても美味い。魔王を飲みながらか・・はたまた森伊蔵か?・・・あー行きたい。食べたい。来月あたりには行きたいね・・・
今日は我慢して・・・・気分は焼き鳥??
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ちゃちゃっと、ささみを焼いて、梅、柚子胡椒。野菜、キノコとオリーブオイルとレモンを絞って合わせた。さすがに誂のそれとは全く別次元。
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しかも悲しいかな缶チューハイ、チープなグラスがまた悲しい・・・・・・本格焼酎はどこ??
と思っていたら、我家の3年物梅焼酎・・・どーだ・・3年たってもしっかりした梅、これはこれで結構すごいのだぞ。
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誂は良いなー
誂のマスターに宜しく。


コンフィを手羽元でためした。

手羽元に塩、コショウ、ハーブ(ローリエ、白コショウ、黒コショウ、ドライバジル、グローブ)をし、2時間室温で放置、Ziplockに手羽元を入れオリーブオイルを肉が隠れる位流し込む。空気を抜いてZiplockを閉める。
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68℃~72℃の範囲で温度を調整し、50分お湯の中で加熱調理する。50分後取り出し、ガスグリルで焼き色を付けた。
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今回はお試し、もう少しまともな肉だと美味しそう。解凍の手羽元では通常調理と違いが出ない。コラーゲン鍋に入れた手羽元の方が美味しいぞ・・・・。




手羽先ローストと魚介フライをガレットと2種のソースで
・・・・意外といけている。

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ジャガイモのガレットは初挑戦。ジャガイモはメイクイーンを千切り。しかし洗ってしまい失敗、まとまらなかった。だから洗わないのが正解。小麦粉でも混ぜればよかったか?バター20gを使いオーブンを使って20分、ガスグルル10分、最後はフライパンでじっくり焼いた(時間かかりすぎ)。ガレットとしては見た目はペケだったが、味は良かった様子。子供が全部食べてしまった。
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ソースは久々のフレッシュトマト。セロリ5cm位、玉ねぎ小1/4、人参1cm位、マッシュルーム1個を賽の目切り、にんにくとオリーブオイルを熱したところえ投入。さっと炒めてトマト3個(ミディトマト位のトマト)。砂糖小さじ1/2、塩、コショウ少々、レモン少々で味を調整。やっぱりうまい。バジルペーストは少しオリーブオイルで伸ばして使用。
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手羽先はいつものように骨を抜いている。手羽先は焼くと香ばしく、コラーゲンいっぱいで美味しい。トマトソースは少量なら手作りが良い。バジルソースはホント何にでもあう。ガレットは調理時間と形は良くなかったが味はすこぶる良かった・・・と思う。

今回の食材費
鳥手羽先 6本¥350
サーモン ¥220

他は冷蔵庫から

オーソドックスな煮物です。
サトイモが美味しい季節、ごぼうとタケノコが合います。

材料は写真のとおり
サトイモ 6個
ごぼう 50cm位太め
人参 1本
シイタケ 4個
タケノコ 1個
こんにゃく 120g
鶏肉 モモ 200g
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こんにゃくとタケノコは事前に一湯でしておく。
ごぼうは水に少し浸しておく
ごぼうはポリフェノールを出しているとの事です。ここでは、ポリフェノールで煮物が黒くなりすぎないように水にさらしてます。灰汁抜きではないのです。5分位かね。
他の材料はザクザク切っておく
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先ずは鶏肉を一口大に切り、ガス・グリルで焼いておく。
しょうゆ 100cc
みりん 100cc
砂糖 大さじ2
だし汁(カツオだし(売ってるのでもOK))150cc
昆布 4片
上の材料を全て鍋にいれ煮込む。
落としブタをして弱火で煮汁がなくなるまで煮詰める。30分から45分位
(煮汁が完全になくなると焦げるので適当な量でOKよ。)
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最後に鍋をあおりながら煮汁を具全体にからめて完成。
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大人用一品
先日のメバチマグロを塩で〆ていました。
昨日下の写真のようにサラサラ焼き塩を振り、キッチンペーパーで包んで冷蔵庫に一日放置
もう少し、多めの塩でも良かったかも
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翌日こんな感じ。
少し、色が濃くなって痩せた感じ。ねっとりしてきます。
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味も濃くなって美味しいです。
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主な材料費
サトイモ 6個 ¥320
ごぼう 50cm位太め ¥156
人参 1本 ¥50
シイタケ 4個 ¥280
タケノコ 1個 ¥158
こんにゃく 120g ¥120
鶏肉 モモ 200g ¥240

マグロは残り物



酒の鳥、ツマミです。
砂肝はおいしいです、安いです。しかし下ごしらえがちと大変IMG_8134
筋の部分に少し切り込みを入れ骨抜きを使ってひきはがします。スーパーでは剥いた状態で売っていますが、苦労も味のうち。



にんにくの芽、玉ねぎ、シメジと合わせて塩とコショウで炒めればビールのつまみ完成。他に味付けはオイスターソース、アンチョビでもおいしいです。砂肝の食感と野菜の食感がいい。
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鶏手羽先がおいしい。・・・・おすすめかも。IMG_9642
安くておいしいのに、家庭料理では人気低迷部位??
@100g ¥58 ニュークイック

我が子は鶏皮が大好き。パリパリの皮しか食べません。そこで身まで食べてるようにと、皮が多い手羽先に注目。これが美味しい。ビールにも最高
しかし一手間
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①手羽先のもと部分の筋を切ります。先ず2つの骨の間をブッつり。筋は両側にもついているので、包丁の先でぐるっと一回り。筋を切ります。
チューリップを作るときは切りませんね・・・・。



IMG_9645IMG_9644②チューリップを作る要領で右の写真のように手羽先の先っちょの間に切れ目を入れ、反対側に手で折り曲げます。骨が2本現れます。

まずは細い骨から、IMG_9650IMG_9646少し力技、まわしながら骨を引き抜きます。引き抜くときに肉が一緒に出てこないように左手でシッカリ抑えながら引き抜きます。このまま太い骨を中心に肉をひっくり返すとチューリップになりますが、今回は太い骨もまわしながら引き抜いてしまいます。

④手羽先と手羽先の先を切り離して完成。
焼き鳥でも、何かを入れて焼いてもおいしい。IMG_9268IMG_9652
切り分けた先っちょはコラーゲンたっぷりでスープの出しに使ったり、甘辛く煮てしゃぶります。

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