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5月の連休に向けキャンプの準備中、しかしキャンプ場はすんごい混み様、予約が取れない。4月からでも予約が取れる新潟のキャンプ場を狙ったが、一、二番に行きたかったキャンプ場の予約電話は開始の8:30から全くつながらず、やっとつながった11:00にはすでに予約でいっぱいだった・・・なんなの~~って感じ。そして予約したのは日本海のカニが美味しいらしいキャンプ場。・・・だが、そのキャンプ場、ハンモックをかけられる木が無いような・・・。でハンモックスタンド2号を作ることにした。で、どうせ作るなら運搬が楽な分割収納にすることに決めた。ハンモックハンガー1号の制作はこちら
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材料はレッドシダー38mm×38mm×186cm・2本、アルミ角パイプ2mm厚・40mm×40mm×100cm(ホームセンターで半分に切ってもらい50cm)。いずれも購入はジョイフル本田。
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レッドシダーは軽くてまっすぐ丈夫。これは最初に作ったハンモックスタンドで実証済み。アルミ角パイプは前回使わなかったが、今回はセパレートタイプを目指すのでキーパーツ。
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それに加え銅板0.5mm厚10cm×20cmを一枚。これはハンモックスタンド1号の脚の先端保護に使って効果絶大だったので今回も装着を目指す。
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普通のハンモックスタンドならば簡単にできてしまう。脚先端を切って、アイボルトの穴をあければ終了、1時間もかからない。しかし目指すは分割収納できて運びやすい物。要点はアルミ角パイプ、これでセパレートした足を接続、保持するのだ。40mm×40mm角パイプの内寸は36mm×36mm。つまり木材を各面1mm削らないと入らない。
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取り合えずは約半分にレッドシダーを切ってしまう。接続強度を考慮したつもりで斜めに切ってみたが、まっすぐのほうが強いようだ。
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さーこれからが本番。匠であればかんなでシューっと削っていくのだろうか・・・それとものこぎりで薄く切っていくのか・・・。私は素人なのでらくちんに各面を丸ノコで薄く削り切するか考えた・・・が、使ったのはサンダーとオービタルサンダー。
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40番の丸やすりで大まかに削るのだが、これが難しい。削るべきところを鉛筆で塗り、目印にする、対面を交互に削っていく。しかしサンダーでは一定の厚さに削っていくのは大変で安定しない・・・がまん、がまん。その後オービタルサンダーで全体を調整。
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やはり丸鋸で1mm削ったほうが良かったか・・・と思いながらも地道に削っていく。サンダーを使うと木屑が細かくて大変だー。
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角パイプにはめてみるが、入らない・・・目印をつけてアタリをつけて・・・また削る・・・また入れての繰り返し、少しづつはまっていく。
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この作業を4本分・・・あーしんどい。
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ベース(下になる脚)側はキツメでよいのでパイプを叩いてレッドシダーにはめていく・・・とはいってもある程度ちゃんと削れていないと入っていかないし、一度入れてしまったらパイプと木は外れない。・・・ので注意。その場合、あたっているところを削りながら入れ込むしかない。
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なんやかんやで約2時間も費やしてしまった。しかも木屑(粉)で体は真っ白、周囲も木屑がいっぱい。とても室内ではできない作業。
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ちゃんとはまってる。下側はたたいて入れてるからもうバラせない。
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上側の脚は少し細めに削っていく。削りすぎるとガタガタになるが、削らなすぎだと着脱が難しい。強度も考えるとキツメが良いのか・・・??。この問いの答えは使っているうちにわかるだろう。
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ここまでくればあとは楽ちん。30℃の角度で足の先端をそろえる。・・・と、その前に2本の脚を接続した状態で両脚の長さが同じになるように切りそろえる。そんなにずれてはいなかったが、アルミパイプの位置を合うようにして調整。
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ハンモックスタンド1号と比べる。くみ上げると同じ長さ、分割すると半分よりちょっと長い6割くらい?
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アイボルトの穴あけ、最初に細いドリルでちゃんとまっすぐ穴あけ。その後10mmドリルで穴開け
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蛇足かもしれないが、下側の脚がずれないように木ネジで固定。
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ウレタン透明ニスを塗る。1回目
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ニス塗は2回。その間に先端のガードを作る。今回は大き目カバーを目指した。5cm×13cmに万能ハサミでジョキジョキ
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平タガネで曲げる部分をトントン。曲げる部分は5mm位置。折り曲げは6cm:7cm
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しかし平タガネで曲がる部分を叩いていたのは良くなかった。ちょっと整形しようと思い逆に曲げたら・・・あれー真っ二つに切れてしまった。
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仕方なく残った5cm×10cmで二本の脚のガードを作る。結局、前回と一緒で5cm×10cm、曲げシロ5mm。5cm(真ん中で折り曲げ)、約30度分残るように真ん中に切り込み。
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曲げるのは、少々乱暴だが5mⅿの曲げシロをアンビルに挟んで金づちでたたいてグニャ。(平タガネは使わない
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あっという間に先端補強パーツ出来上がり
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ハンモックスタンドの装着。先ずは何方の面でも良いので固定。鉄くぎで穴をあける
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釘で開けた穴に同釘を打ち込む。銅釘はとにかく曲がりやすいので注意。ネイルポンチを使うと曲がらず打ち込み安い。
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そしてネイルポンチはここでも活躍。銅板を叩いて木に合わせて整形しながら、銅板の縁を叩いて木に埋め込んでいく(感じ)。この作業は重要。銅板のヘリが木から浮かないようにぴったり密着させるのだ。
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釘を打って補強完了
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・・・・だが、アイボルトを買うのを忘れていた・・・まぁここまでくれば・・・いやいやもうほとんど完成。

翌日、M10の100mm棒とM10のアイナット、を装着して立派なハンモックスタンドの出来上がり・・ジャーン。
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・・・あっ、ペグ買わなきゃ・・・。スノピノ40㎝かな?